自分の学び(心理学/精神分析)を振り返って、原典(理論の提唱者の書いた論文・著作)を余り読んでいないことに気づきました。
大学院生時代に、家族療法の原典、『変化の原理』をレポートできたことが、自分にとっては強く印象に残っています。
『変化の原理』は、それ以前に数回通読していました。でも、難しい、自分の言葉で説明できない感があったのです。
担当の准教授が東北大出身であったこともあり、かなり本気で取り組みました。
レポートをその准教授に送付元したところ、「一コマ全部つかってもいいよ。」と、びっくり、そして嬉しく、ケースも
他のMRI派の本から引用し、自分が納得できる発表ができました。
発表後、准教授から「うちの研究室に来ないか」と誘われたことも嬉しかったです。
私は力動派の研究室を選びましたが、その時の発表聴いた他の院生がその准教授の研究室に入りました。
フロイトを学ぶとき、この『性理論三篇』と『夢判断』は、マストであると力動派の先生に言われ、今、読んでいます。
『夢判断』の方が馴染みやすくフロイトがわかりやすく「自由連想法」など説明してくれています。
少しずつ、岩崎学術出版社の事典を横に置いて、ノートをつくっています。 久しぶりに、ワクワクしてます。
ただ、絶版書だからか、私が購入したものは定価の五割高。 2022年8月現在では、定価の4倍高。
悲しいです。
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エロス論集 (ちくま学芸文庫 フ 4-2) 文庫 – 1997/5/1
ダブルポイント 詳細
- 本の長さ446ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1997/5/1
- ISBN-104480083456
- ISBN-13978-4480083456
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1997/5/1)
- 発売日 : 1997/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 446ページ
- ISBN-10 : 4480083456
- ISBN-13 : 978-4480083456
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,698位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39位異常心理学・催眠術
- - 534位ちくま学芸文庫
- - 802位臨床心理学・精神分析
- カスタマーレビュー:
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2004年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フロイトのエロスに関する主要論文が収められている。内容についてはいまさら語るに及ばないが、翻訳はまずまずといったところである。性欲動と自我欲動の関係は少々わかりにくい。すこし議論が分散していて焦点を結びにくい感じがある。訳者が巻末に載せた「エロスの一般理論の試み」はフロイトのエロス理論の簡潔で解りやすい解説となっているから、フロイト初心者はそちらを先に読んで全体的な構成を頭に入れてから、本文に当たるとよいかもしれない。
2008年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フロイトが言う「性」とは何か。
本書は、性とエロスについてのフロイトの論文が纏められたものである。
フロイトが著した各論文の所々に散りばめられた、エロスに関する言及がぎゅっと濃縮された感じ。
人間にとって切っても切り離せないような身近なテーマである「性」や「エロス」について、それなりに実感を伴いつつ読み進めていくことが出来た。
ところで皆さんは、性やエロスと聞くと一体どんな印象を受けるだろう。
これに関するテーマは、約100年前でも現代でも、最も慎重に扱われるべき重要なテーマであることに何ら変わりはない。
フロイトは、今から約1世紀前にこのテーマに真剣に取り組んだ。
性については、比較的オープンになってきた昨今でも重要なテーマではあるが、当時のウィーンでは口にするのも憚かれるような戒慎すべき事柄だった様だ。
にも拘わらずフロイトは、ここまで深い考察を試みていたという事に驚かされる。
当時、他にもこんな風に考えていた人は居ただろうとは思うが「天才とは、言ったもん勝ちである」と思ってしまった。
しかしそのような時代だったからこそ神経症と性が容易く結びついたのかも知れない。今でも非凡な着眼であるのは変わらないけれど。
女性の「性」についての分析も、何故ここまで的確な表現で言語化出来るのだろうか?と感じた。
本書に触れ、子どもにとっても、それがどんなにどれ程重大なテーマなのか改めて認識せざるを得なかった。
子どもが正常な発達を遂げるためにも、周りの大人たちは注意深く、適切な対応をし、正しい知識を身に付けさせる必要がある。
本書は、性とエロスについてのフロイトの論文が纏められたものである。
フロイトが著した各論文の所々に散りばめられた、エロスに関する言及がぎゅっと濃縮された感じ。
人間にとって切っても切り離せないような身近なテーマである「性」や「エロス」について、それなりに実感を伴いつつ読み進めていくことが出来た。
ところで皆さんは、性やエロスと聞くと一体どんな印象を受けるだろう。
これに関するテーマは、約100年前でも現代でも、最も慎重に扱われるべき重要なテーマであることに何ら変わりはない。
フロイトは、今から約1世紀前にこのテーマに真剣に取り組んだ。
性については、比較的オープンになってきた昨今でも重要なテーマではあるが、当時のウィーンでは口にするのも憚かれるような戒慎すべき事柄だった様だ。
にも拘わらずフロイトは、ここまで深い考察を試みていたという事に驚かされる。
当時、他にもこんな風に考えていた人は居ただろうとは思うが「天才とは、言ったもん勝ちである」と思ってしまった。
しかしそのような時代だったからこそ神経症と性が容易く結びついたのかも知れない。今でも非凡な着眼であるのは変わらないけれど。
女性の「性」についての分析も、何故ここまで的確な表現で言語化出来るのだろうか?と感じた。
本書に触れ、子どもにとっても、それがどんなにどれ程重大なテーマなのか改めて認識せざるを得なかった。
子どもが正常な発達を遂げるためにも、周りの大人たちは注意深く、適切な対応をし、正しい知識を身に付けさせる必要がある。
2007年1月5日に日本でレビュー済み
フロイトの無意識概念やメタサイコロジー学説については既に一般教養としての市民権を得ているわけですが、性理論については嫌悪感や胡散臭さを感じる人が多いと思われます。しかし、フロイト性理論の金字塔である「性理論三篇」から順を追って本書をじっくり読み進めると、リビドーの発達と変遷についての知識が人間理解にとっていかに必要不可欠であるかということがよく分かります。とくに、性差としての女性性について考察しているところなどは、まさに目から鱗でした。フロイト性理論についての偏見や誤解を払拭するためにも、本書が手に入れやすい文庫本で出たことに大いなる価値があると思われます。